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東和保育園は、昭和27年に「心やさしく健やかに」を信条として開園いたしました。
そして、今日まで、本当に大勢の子どもたちが自分の未来に向かってこの園を巣立っていきました。


さて、保育園という集団は小さな社会です。子どもたちは、この集団の中で生きていく上で最も大切な「おりあいをつける力」を学んでいきます。人は群れあってこそ、人として生きるすべを身につけていくと思います。子どもたちには、お友だちがしていることを見て学んだり、自分が実際に経験したことを通して学んだりと、「たくさんの経験」を保育園で積んでいただきたいと思っています。私たちが子どもたちに関わる時は、「言葉を投げる」のではなく、その子のそばに行って「言葉を手渡す」ことを大切にしています。又、長時間過ごされるお子様にとって「居心地のよい保育園」を目指し、環境にも配慮しています。
すなわち、お子様の将来を見据え、乳幼児期の充実した生活を保障することが、私共の責任と考え、日々努めています。


 このホームページをご覧いただいているすべての皆様方に、少しでも当園の子どもたちへの思いや願いがお伝えできれば幸いでございます。


 保育園は子どもたちにとって、家庭のような安心できる場所であると考える。子ども一人ひとりに寄り添った関わりを大切にし、その中で人に対する信頼感や安心感を持てるようにする。丁寧に気持ちを受け止めながら自己肯定感を育てていき、これから出会う様々なことに向き合うための自信や意欲を育てる。多様な人と関わる中で、お互いが認め合い思いやるなど、折り合いをつける力を育てる。


・集中して取り組む
・人の話を聞く
・よい人間関係をつくる
・感謝する気持ちをもつ
・身のまわりのことを自分でする
・豊かな感性をもつ


乳児保育では、安定した情緒と信頼関係を育むために主に食事の際に育児担当を取り入れています。育児担当は乳児期における自然な感情である愛着関係(アタッチメント)を形成する上で欠かせないものだと考え、「一人ひとりの心を大切にする保育」を実践しています。
年齢が小さいほど食事は生活の中で大きな活動であり、また楽しみでもあります。いつも同じ保育士と食事を摂ることで子どもの気持ちはとても安定します。また保育士も少人数の同じ子どもたちを見守る中で、一人ひとりの言葉にできない欲求、不安を察してあげられることができます。
 当園では、子どもたちの生活リズムに合わせて食事時間を考えたり、発達に合わせて保育士の膝の上で食べたり椅子に座って食べたりと、ゆったりとした環境の中で子ども一人ひとりに寄り添った保育を行っています。
 育児担当の中で、一人ひとりの子どもと深く関わり愛着関係(アタッチメント)をしっかり育むことで、生活面、遊び面においても落ち着きが見られ、情緒の安定に役立っていることを確信しています。目と目を合わせ、言葉を手渡す関わりの中で“自分は大切なんだ”と子ども自身が感じることが乳児期にとって重要であり、それが自己肯定感の確立、また他者への信頼感にもつながっていきます。特定の人との親密な愛着関係を築くことが、これから社会を広げていく子どもたちの大切な心の基盤となります。


現在、小学校あたりから、子どもの姿がいろいろと危惧されています。いじめ、不登校、学級崩壊、引きこもりなど・・・これらの奥には、人と関わり合う力、自分に自信を持って人とつながり合い助け合う力がきちんと養われていないという問題があるのではないかと考えます。
 小学校という社会に船出していくまでに、友だちや大人と適切な関わりができるよう、子どもなりの社会性が無理なく育っていくことが必要です。
 かつて、幼児期の子どもたちが集団をつくり、地域で遊びまわっていた時代がありました。その中での多様な人間関係は「生きる力」の土台となり、子どもの成長・発達に大きな役割を果たしてきたと考えられます。しかし、近年の核家族、少子社会、地域の人間関係の希薄化、遊びの時間・空間の減少、さらには、テレビゲームなど、他社との関わりを必要としない遊びの質の変化などに伴い、かつての地域の異年齢子ども集団は消失してしまったと言えるのではないでしょうか。


 このような背景に鑑み、当園では、子どもが友だちと多様で豊かな関わりを持ってほしいと、3.4.5歳の異年齢保育を始めました。
 異なる年齢の子どもたちが、自らの意思で主体的に遊び、生活を共にする中で、子どもたちは、年齢のみならず、発達、容姿、言葉、国など、自分とは異なる誰かのことを自然に受け入れる心が育まれ、さらに、子どもたちの自立が促されます。(この自立とは、自分を大切に思うと同時に相手の人格をも尊重するという姿勢が前提であり、その上で、良いこと悪いことを自分の責任で判断し、行動できることです)
 異年齢のクラスでは、上の子は下の子に関わることで、自分の成長や下の子への責任を知り、自然に思いやりを身につけていきます。下の子はそんな先輩がとても魅力的な存在に思え、自らもそのようになりたいと想うことで自分の持つ力よりも少し上のことにチャレンジしようとします。これらのことは、子どもに自信と喜びを生み出しています。
 また、年齢に見合う発達課題もあります。そして、同年齢の間での競争もお互いを刺激し合い、切磋琢磨することによっての成長もありますので、必要に応じて年齢別の保育も活動に取り入れています。


 この異年齢という集団の中で育った力が、卒園後、小学校で生活していく上で、ひいてはこれからの人生において大きく役立つものと信じています。