園のホールにて栄養士・調理師による魚の解体ショーを行いました!
幼児クラス(3.4.5歳児)の他にも、さくら組(2歳児)すみれ組(1歳児)の子どもたちも見に来てくれました 。
まずは、お魚クイズからスタートしました。
お魚の住んでいる場所、海にはどんな魚がいるのかを質問してみました。
「お魚ってどこに住んでいるか知ってる?」という質問には幼児クラスから
海・川・沼・湖・琵琶湖などたくさんの答えが返ってきたほか、
さくら組の子どもたちからは「水族館!」という可愛らしい答えも聞かれました。
海で捕れた魚が子どもたちのお腹に入るまでの過程の話を詳しくお話した後に
子ども達が楽しみにしていた解体ショーの魚を、登場させました。
今回、解体する魚は【さわら】です。大きさはなんと80センチ!!
大きなさわらの登場に「おお~!すごい!」と歓声が上がっていました。
さわらを観察しながら、魚には人間と同じように目・頭・鼻・耳がついているのかな?どこで呼吸しているのかな?等の質問をして、みんなで答えを考えました。そして、魚もみんなと同じだということを伝え、眼,鼻等の部位を子ども達と確認しました。
いよいよ、待ちに待った調理師による解体ショーが始まると、お腹→内臓→頭→身→骨と順番に慣れた手つきで
捌いていく姿に子どもたちは勿論の事、職員も釘付けでした。
調理師が「これは心臓でこれは胃だよ」とお腹の中から取り出した内臓を見せながら説明すると
「うわあ~」「怖い、、、」という声も聞かれましたが、解体されていく魚を真剣な眼差しで見ていた子ども達です。
解体後、子ども達は、順番にさばいた魚を近くで見たり、実際に触ったりしました。
近くで見る頭や骨にびっくりしながらも「ラップの上から触っていいよ」と声をかけるとドキドキしながら
指でそっと触ったり、じーっと見たり、、、。「トゲトゲした歯がある!」「鼻はどこ?」とみんな興味深々でした。
解体ショーの取り組みの最後に、栄養士・調理師から、人間は命をいただいて毎日元気に過ごせていること、「いただきます」と感謝の気持ちをもって、毎日のご飯を食べてほしいという大切なお話をしました。
今回の解体ショーを通じて、子ども達に「命の大切さ」や、「私達は,他者によって生かされて生きている」という事が少しでも伝わっていたら嬉しく思います。
捌いたさわらはおやつの時間にフリッターにして子ども達に提供しました。
「ふわふわ!」「おいしい~」と乳児クラス・幼児クラスともに大好評でした!!